趣  旨
 

日ごろ仕事や家事、子育て等で忙しく過ごしている淑女の方々に
ゆっくりと食事をしながら優雅なひと時を過ごしていただくための会

 

■■テーマ・・・コネクト、花で飾る■■

花は何かを飾るためのアイテムです。例えばウェディングブーケは花嫁を飾る物です。
あくまで主役は花嫁なのです。そして人と人との接触、一体感(コネクト)、融合、
交じり合い (コラブレート)を花で表現し、人が服を着て着飾るように花でテーブルを
デコレーションします。

部屋の中央に配された二つのガラステーブル。一方のテーブルには、アレンジメントの土台のみが、もう一方のテーブルには完成されたアレンジメント、そしてそのテーブルにガラス花器に入れられたお花が並んでいます。
それを囲むようにお客様のテーブルが配置されています。お客様の真ん中でデモンストレーションをする谷奥氏。 このように真ん中にステージを作ることで、お客様からの距離を全て同じにしています。

  まずは、「ハンドタイドブーケ」(手でくくられた花束)のデモンストレーション

 
 
ラウンド フィルド グループと言う技法で作られています。形は丸く、花が詰まった感じ、グルーピング去れた花の配置と言う意味です。キレイにスパイラルで組まれた花束は、支えがなくてもこのように机の上に自立します。そしてこの花束はお客様にサプライズプレゼント!!ぐっと注目を集めます。
   
 
いよいよテーブルデコレーションです。
土台のみ用意されていたテーブルに花を入れていきます。色はグリーン、ブルー、白。夏の時期に合わせてさわやかな色を選びました。
形状はトライアングル セントラルポイント  グループという技法を使いました。
形は三角形(不等辺三角形)、花を挿す角度は 1点に集中させて、同じ花をいつくかかためてグルーピングさせる挿し方です。
テーマはテーブルデコレーション。DFAではテーブルとの一体感を大切にしています。それには「コネクト」が重要。花を一部テーブルにつけたり、色を統一させたりして「コネクト」していきます。
 
 
 
淑女の皆様の目はステージにくぎ付けです
 
いよいよ完成に近付いてきました。ふと見ると、
もう一方のテーブルから花を入れていたガラス花器が片付けられ、 最初から完成されていたアレンジメントだけが残されています。
同じ花材で作られているもう一方とのテーブルと見事に「コネクト」されました。
驚きの瞬間です。
 

  その後、両方のアレンジメントからブルーの花だけが抜かれました

 
 
花は白、グリーンのみに統一されます。ここで谷奥氏、 グリーンのジャケットを着て登場。服までが全体にこーディねイトされ、 主役が引き立ちます。
もちろん抜いたの紫の花はまた花束にして淑女の方にプレゼントです。
最初から最後まで会場は大いに沸き、大成功を収めました。
最後に手を振る谷奥氏

フラワーアレンジのデザインとは、花選び+花の組み合わせが大切と谷奥氏。
形にはめるのではなく、花の性質、性格を理解すると形が見えてくるそうです。
逆にいうと、 こんな形をつくりたいとイメージした場合はイメージにふさわしい
花選びをするということになります。上記の花は全てDFA(オランダのスタイル)に
基づいたデザインになっています。DFAでは花の性質、性格を理解し、
花選びやカラーセオリーに基づいた花合わせから学びます。DFAを学べば、きっと
新しい世界が見えてくることでしょう。


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